この記事の内容は90%の独断と妄想、10%の事実で構成されている事をご承知の上ご覧ください。
北陸新幹線開業でほぼ確実に余剰となるであろう「はくたか」用の681系と683系。 各所で余剰となるであろう編成をどうするか話題になっていますね。 そこで自分も勝手に考えてみることにしました。
まず、「はくたか」用編成は何本あるか確認してみましょう。 JR西日本 ・681系 6連・4本 3連・4本 北越急行 ・681系 6連2本 3連2本 ・683系 6連1本 3連1本 以上、JRと北越急行合わせて6連、3連共に7本が余剰となるわけです。 7本を廃車無くうまく使うには「他線流用」するしかないです。 ・・・と言ってもJR西・北越急行共に681系の車齢は2015年で登場から約19年。 転用して使うか少し悩ましい車齢ですが・・今回の転用プランは 1、北越急行の681/683系は全部JR西に譲渡された 2、681/683系を1両も廃車にしない 以上2点の事を原則とします。
はくたか用の681系をそのまま他線に持って行ってもいいのですが・・・ 683系4000番台の存在を忘れてはなりません。 両方とも貫通構造のある4000番台は他線流用を想定して製造されています。
大阪方先頭車は前面貫通扉が簡単な改造で付けられる構造となっています。 せっかく流用するなら転用しても末永く使える新しい方を転用するのが得策でしょう。4000番台は9連貫通編成です。 これを6連に編成し直して福知山区に転属、7本在籍している381系を置き換えます。 7編成転属したので、金沢区に4000番台は5編成残ります。 福知山地区で683系が使えるかどうか少し疑問・・と思うでしょ? 287系は683系4000番台をベースに設計されているのです。 287系の台車も681/683系のものをベースにしています。 以上の事から683系4000番台を福知山地区に持っていってもほぼ問題はないでしょう。 こうすると抜かれた3両が7本も余剰となります。困りましたね~・・
少し話は変わりますが・・ JR西は北陸新幹線開業後、サンダーバードは全て金沢止まりにするとの事です。 それで困るのが和倉温泉へのアクセスです。 七尾線は平行在来線にはならないので、新幹線開業後もJR西が営業をします。 しかし特急は全て金沢止め。金沢から普通列車で和倉温泉に行くしかなくなることに・・ ・・と思った矢先、金沢~和倉温泉間の特急は残存するとの事。 大阪直通は1往復減の3往復、新たに金沢~和倉温泉間の特急を5往復設定するとの事です。 新設の列車名はサンダーバードのままなのか、別名の列車になるかは不明です。
抜かれた3両6本の使い道の話に戻ります。 ここで思い出してほしいのが全部で7本ある「はくたか」用の編成です。9連が6本減ってしまってはサンダーバードの運用に支障が出ます。 更に金沢~和倉温泉間のシャトル特急に使う編成も必要となります。 また、新幹線連絡用に金沢~大阪間のサンダーバードが少し増発されるかもしれません。 編成数が足りなくなる、厳しくなるのは確実です。 そこで・・・
余った3両6本を元はくたか用編成に組み込み9連化、サンダーバード用編成化します。 抜けた683系4000番台の穴埋めに使います。 681系と683系は併結運転が出来るので、中間に組み込むのは小改造程度で済むかと思います。 7本増えた付属編成もサンダーバード化して既存の付属編成と共通運用にします。 そうすれば12両化、分割運転がよりしやすくなります。
もうひとつ考えたのが↑です。 先ほどの逆で、付属編成を6連化するプランです。 七尾線には6連が入っても問題ないので支障はないと思います。 しかし、このプランにしてしまうと・・ ・9連が6本いない =6+3の編成がそれ分必要となる =12両編成のサンダーバードが多くなると付属編成が足りなくなるかもしれない という問題点が出てきます。 和倉温泉直通列車は3+3で運行される事もあるので、それをこの6連貫通編成に置き換えれば付属編成の問題は解決することが出来ます。 9連運用に関しては大阪側に3連を付ければ両数的には解決ですが・・ これをしてしまうとグリーン車がない編成になってしまいます・・。 付属編成の6連化プランも少し問題はありますが、運用次第でどうにかする事は可能かと思います。
以上が自分が勝手に考えた転用プランです。 ご意見、ご感想、疑問点、反論等があれば是非コメントにどうぞ^^ では。